チーム華門・北京珍道中[第4日目・前半] 中国での輸送&通関

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最終日。

北京ツアーも今日でおしまい。
そして、いよいよ第三の難関、「門」持ち帰りの日である。

この日は、朝4:30に起床。
5:15にはチェックアウト、そして5:30に車に乗り込んだ。

この車、もちろんただのタクシーじゃない。
こーんのデッカイ門を載せるには、いったいどうしたらよいか
門を買った日から考えた。(出発前に考えとけって?)

買い付けた倉庫からホテルまでは、
倉庫のおじさんに手配してもらったからいいにせよ、

最終日のホテルから空港までは自分で手配しなくてはどうにもならない。
(ホテルでは、フロントの裏側に門を置かせてもらった。
ちなみに、翌日、フロントのおねーちゃんが、
「なにこの汚い包みは・・・これ、いつまで置いとくわけ?」と眉をひそめていたが・笑 
それにしても臨機応変に対応してくれたホテル側には感謝、感謝。

そう、この「臨機応変に対応」・「なんとかしてしまう」・「なんとかなってしまう」という
のが中国人のすごいところであり、実は中国ビジネスにおいても「キモ」の部分でもある。
            (ビジネスについてはここではまぁいいとして・・・)
今回の飛行場までの門の輸送手段についても同じことが言えた。



とにかく少しでも識った

「人」に「頼む」。


これが基本だと思う。

個人が個人に、頼んで⇒任されること というのは、なんというか中国では
「腕のみせどころ」というか「面子の立てどころ」というか「金の取りどころ」というか…

よく、「中国ではツテだ、賄賂だ」というけれど、それはこのやり方を悪くした言い回しで、
そりゃー大きなビジネスになってくると国際間では問題になるのだが、
個人の間では、このおかげで融通がきくことで、非常に助かることも多い。

ちょっと日本と比較してみると、 

日本のように、このサービスは?いくら、このサービスはオプションで?いくら追加、
とかそういう風に決まっていると、確かに明朗会計ではある。
しかし、「ちょっとこうしてもらえると、わたしにとってピッタリのサービスなんだけど」
というカスタマイズにはなかなか迅速には応えられない。

中国では、(もちろんデパートでモノを買うのは日本と同じに明朗会計であるが)
たとえば、ゴハンを食べに行って、メニューに「●●●菜」と書いてあったとしても、
「これに□□を加えて、揚げたやつを作って」とリクエストしたら、応えてくれる
お店はけっこう多い。  そんな感じなのである。


そんなわけで、今回の輸送も、一連のツアーにつきあってもらったタクシーのおじさんに
おじさんへの手数料も含めて、通常よりも高い料金を払い、 「手配」をたのむと、
これまたおじさんの知り合いの「大きい車をもっている運転手」を呼んでくれた。

そして、翌日最終日の5:30。
よし、ホテルの外に迎えにきてくれている。
これで、空港まではOKだ。

Oちゃんが色々と心配してくれたが、なんとか空港までは無事運ぶことができた。

そして次は、今日の第二の難関。
空港で、「通関&手荷物預け」。

通関    ・・・なんとなくX線装置のそばをついーと通り過ぎたらスルーできてしまった。
手荷物預け・・・これが手荷物か!?っていうのがまずあるのだが・・・(笑)

さて、ここでいくら追加料金取られるかな・・・?と思っていたのだが、手荷物預けでは、
「あっちに大きいの預けるところあるから、あっちいけ。」と言われただけで、

そこに預けに行くと、X線装置に通して(でも係員がたくさんいたにもかかわらず、
きちんと画面を見ている風な人物は一人としていなかった)そのまま、
「そこに置いとけ」といわれただけで、追加料金を取られるようなこともなかった。

「あ、あれ・・・な、なんだか、ものすごく順調じゃないですか・・・???」

なんて、筒井さんと増田さんと話しながら、スイスイと出国審査にすすんでしまった。

本当に拍子抜けするくらい、あっさりと済んでしまった。
(しかし、もちろん再現性がある保証はないのだが・・・)

そして、搭乗口まで歩く間で筒井さんやOちゃんは、手彫りの印鑑を作成。
わたしは・・・これがまた、全く買うものがない・・・。

大抵毎回、免税店
では「おみやげ」だったり、ほしかった「本」だったり、
買うものがあるはずなのだが・・・。

まぁひとつには、仕事を独立をしたせいで、同僚というものがいなくなったから、
職場への「おみやげ」が必要なくなったというのはある。
しかし、、、それにしても、、、買いたいとおもう化粧品すらないなんて。

そんな話を筒井さんにすると、

「今回の購買運はぜんぶあの「門」につかったんじゃないですか?(笑)」といわれ、うーーーんまさに、そのとおり!!!!!と深くうなずいてしまった。

いや、本当にこの門が買えた事が、わたしにとって最高の買い物だったよ♪♪

よし、次は最後の難関!
成田での通関だ・・・。

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