ニコライ・モロゾフ著『キスアンドクライ』 講談社BIZ刊
ニコライ・モロゾフ氏と言えば、おそらくフィギュアスケートをテレビで
見たことのある人なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
フィギュアスケートの振付師として有名な人物でであり、現在は安藤美姫選手、
織田信成選手(かつては高橋大輔選手も)のコーチでもあります。
見たことのある人なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
フィギュアスケートの振付師として有名な人物でであり、現在は安藤美姫選手、
織田信成選手(かつては高橋大輔選手も)のコーチでもあります。
本書では、ニコライ・モロゾフ氏の生い立ちにも言及し、その環境が与えた
フィギュア人生、コーチ人生への影響、真実は克明に書かれています。
そして、さらにそのモロゾフ氏がタチアナ・タラソワコーチの元を離れ、
日本の選手に出会い、これまで培ってきたものを、コーチとしていかに
合理的かつ日本人に対して効果的に指導に役立てるかを、ときに大胆に
そして冒険的に体系立てて積み上げてきたことが、仔細に描かれています。
今回光栄なことに、この本のジャンプの解説イラストを描かせていただきました。
ワタシにしては超~珍しく、特徴のない顔立ちのイラストとなっております
(お店でみかけたら、めくってぜひ確かめてみてくださいませ……^^;)
2/2発売でしたが、発売数日でもう増刷が決まったそうです。おめでとうございます!
オリンピックを機会に、さらにフィギュアスケートの内側が理解されることを願います。
すべての選手に幸福がありますように……。
JUGEMテーマ:読書
コメント
「キスアンドクライ」今朝読み終わりました。このイラストかわいいな~と思っていたんですよ!
ジャンプの解説は多々あれど、滑るラインまで丁寧に書かれているもの、それもかわいいイラスト付きって初めて見たので新鮮でした。
本がなかなか良かったので検索していたら、思いがけず作者さんのHPに出会えてうれしくなってしまいました。
←の本も本屋さんで探してみますね。
★chikaサマ
『キスアンドクライ』の巻末イラストへのコメントありがとうございます!
このイラストは本当にワタシとしては異例の顔&等身なのですが^^;
でも、フィギュア大好きなので、とてもとても楽しく描かせていただきました。
ジャンプの見分け方など、日本で考えられているものは
実は日本のスケートのジャンプ教育によるもので、
実際はそのように助走をすべる必要はない、というようなことを
モロゾフ氏も言っていらっしゃって、自分の常識が覆されたり、
本当に楽しくて新鮮なお仕事でした~!