華門楽家 [第3のポイント-17坪に車2台]

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華門楽家、第3のポイント。

それは、車2台を置くスペースを確保すること。

敷地17坪だろうと、関係ない。
人も2人、猫も2匹、車も2台なんである。

普通に考えたら、このスペースなら1台減らす、もしくは車なしが合理的。正論だ。
しかし、自分たちの家だ。別に普通である必要もない、ただ不経済なだけだ。
合理的だけが常に正しいとも限らないではないか。まぁいいとしようではないか。

今回建築家を選ぶ際にも、ツツイ氏が以前MINI乗りだったこと、
今はアルフィスタであるということが、少なからず影響しているかもしれない。

・・・恐縮だが、あぁ無駄を愛する人なんだろうな、と感じたわけである。

無駄ばかりでも仕方がないが、便利ばかりが快適というわけでもないのだ。

2台の車にはそれぞれ歴史がある。

?レガシィ+アルミボート ・・・Oちゃん
?RoverMINI ’95Tartan  ・・・わたし

?はOちゃんにとてのライフワーク「釣行」において欠かせないセットだそうだ。
?はわたしが貯金くらいしか趣味がなかった社会人2年目に、自分が車を運転すること
 があるとするならば、この車しかない・・・と例の直感で買ってしまった車である。
 (ちなみにわたしは、運転免許試験を10回受けた、歴戦の勇者だ。)

わたしにとって、レガシィは運転できないし(MTなので・・・選ばれしATドライバーですから)
レジャー用として維持する魅力はそれほど高くない。
(ただ実際、長距離移動する際にMINIのみだったら、時にはキツく感じるかもしれないが)

だが、Oちゃんにとってはレガシィ+アルミボートを使った「釣り」は
いままで小学生のころから培ってきたアソビの集大成、なのだろう。

そのとことん「アソビ」を楽しみましょう!という姿勢には、脱帽する(帽子かぶってないが)。

わたしなんか趣味がないから、遊びも中途半端。
正直こういう自然を相手にしたアソビの前では、ものすごい「軟弱者」である。

釣りでももちろんそうだが、先日スキーに行ったときでさえ、わたしは吹き荒ぶ雪に
(内心)“・・・大体こんな自然に挑戦して雪を制覇しようっていう人間がバカだよ!”と
自分の軟弱さを「人類の傲慢さ」に責任転嫁しながら、泣きべそをコラエていた。

そういう意味でアウトドアには不向きのわたしであるが、
しかし、「釣り人」の素質というものはOちゃん曰く、わたしは備えているそうだ。

その素質とはズバリ「卑しさ」だ! 

一緒に行った誰よりも、「先」に「たくさん」「大きいの」を釣り上げる!
誰かにもしアタリがあろうものなら、
満面の笑みで「や~るねぇ~!」(内心:バラセ!糸切れろ!ナマズ釣れろ!)

釣れなかった時は
「今日はキャスティングの練習だ!」もしくは「この湖に魚はいない(断言)!」

しかも真剣だ。 
その真剣さは、時に見る者を震え上がらせる。

・・・昨晩もそうだった。
OちゃんがなにやらPCに向かってへばりついている。めずらしいことだ。
なにやら動画をみているようだ。

(どれどれ・・・)

・・・!!!!!・・・(衝撃)

な、なんと、あるメーカがだした新作ルアー(ワームという軟らかい素材でできた疑似餌)
の試作品の水中での動きを撮影したものをネットでみているのである。

「ねぇ~、ホラ、これこの動きすごいでしょう~(輝)!」

・・・Oちゃん。すごいっ、すごいよっ。
その研究熱心さ!魚は食いつくかわかんないけど、確実にOちゃんは食いついてるよ!

なんだか全然車の話でなくなってしまったけども。
ここまでの熱心さを見せられては、わたしも「あの車は必要だよ!」としか言いようがない。

わたしも今年は、ボートを車の上に持ち上げる以外にも、少しは成果をあげたいものだ。

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