中国餃子(ギョーザ)食中毒の顛末 [高級中国茶も…?]

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中国産加工食品の被害が拡大していますね。
原因は農薬「メタミドホス」だそうです。

日本に輸入されている中国野菜に関するメタミドホス残留検査結果はコチラ
2007年フジテレビ商品研究所調べ(←こんな機関もってたんだフジテレビ~)

わたしが北京にいたのは今から10年前ですが、当時も冷凍餃子は現地のスーパーで
売っていました。(焼餃子ではなく、水餃子ですが)

当時わたしは、中国人のおばさんの家の一室に住まわせてもらっていたのですが、
わたしは水餃子大好きだったので、この冷凍餃子を買って帰ったことがありました。

すると、おばさんが、
「そんなもの買ってきて…! 水餃子だったらわたしが作ったのを食べなさい!」

「え~、わたしだって、この冷凍餃子なら自分でできるよぉ~」

「中国の野菜は農薬が残ってて危ないのよ!? 
 材料から買ってきて、きちんと洗剤で洗って調理するのが一番安全なの!」

そう言って、白菜を洗剤で洗っていたのと思います。
(日本では界面活性剤を使っていない野菜洗剤がありますが、
そのとき使っていた「蔬果洗条剤;(野菜・果物洗剤)」は界面活性剤が入ったものです。
*ただし、中国にも植物由来、生分解率99%という野菜洗剤は一応あります)

おばさんの手の中で、泡あわになっている白菜をみながら、
(う~ん、どっちがいいんだろう!?)なんて思ったものですが、
やっぱり、今回の報道を見ると洗ったほうがいいですねっ。しかるべき手段で!!!

今回この騒動に類似した案件で、さらに驚いた情報がありました。
ネタ元は大紀元という某健康武術団体の主催するといわれるサイトの情報ですが、
それによれば、

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【農薬メタミドホス散布のジャスミン茶や茶葉不合格品が北京などに出荷】

 茶葉小売業を営む王さんは25日、「私は南方の茶葉産地から帰ったところだが、不合格品の花茶がすでに北京市場に出回っている可能性がある」と業界の内幕を暴露した。王さんは、自ら花茶の生産に携わり、不合格品が出荷される過程を目の当たりにしたという。また、「茶葉工場で働いている人は誰も当地の花茶を飲まない」とも語った。

さらに王さんは、「花を育てている農家は、虫害を恐れて毎日ジャスミンの花に農薬を散布している。彼らが使用している農薬はメタミドホスやロゴールなどで、『9903』を使っている人はほとんどいない。半分以上はメタミドホスを使っている」と述べた。良い茶葉になると最低7回は散布するという。

「だから良いジャスミン茶ほど残留農薬が多い」という王さんは、5月末に不合格の茶葉10トンが同生産地から出荷されるのを直接見ているという。同製品はすでに北京に到着し、ジャスミン茶市場に出回っている可能性がある。
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なんちゅーことですか!!!
この高級中国茶葉は、日本の茶葉店でも買い付けされているんですよ~!?

日本の高級茶葉販売店、もしくは中国茶喫茶で、
中国の農家と直接契約し、有機農法を行っているところは極少です!

だからって、あの乾いた中国茶葉を洗剤で洗ったら元も子もな~い。

仕事中飲んでいる中国茶。具合悪くはならないけれど、ちょっと飲む気がうせました。

とはいえ、中国食材を口に入れないことは、今の日本では難しい。
やはり昔北京のおばさんに言われたように、なるべく食材を買って、
洗って使うしかないのか…。あらためて先人の知恵を思い知りました。

コメント

  1. toki より:

    おひさ。しかし怖いね。都市伝説ならず中国伝説は、昔からあったが、どんどん身近にやってくる感じ。たまに聞く話が、家のまわりの掃除の時、中国人は基本的に「自分の部屋/家」しか掃除をしないと言われるが、結局は、この事件もそうなのかも。自分は食わんから大丈夫だと思っている様な雰囲気を感じるわ~。

  2. >家のまわりの掃除の時、中国人は基本的に「自分の部屋/家」しか掃除をしないうーん、雪が降ると、どこまで雪かきするか迷うんだよね~。一応両隣のお宅の前まではやるようにしてるんだけど。自分の家の前だけ、雪のけるっていうのもねぇ・・・小さな家なのに^^;そんなことを思い出しました。

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