今回、家を建てるのに、我が家でネットコンペ派だったのはわたしで、
我がダー様:Oちゃんはハウスメーカー派だった。
やはりOちゃんは、工業製品を作っている設計者。
工業化されたハウスメーカーの作り方には安心できる部分が大きいようだ。
そんなわけで、ほぼ毎週末、大手住宅メーカの住宅展示場に通っていた時期があった。
プランと見積もりの依頼、及びその打ち合わせのためだ。
今回、鉄骨3階建てを考えているので、一応のところ候補としては以下のようなメーカーが
あがっている。
・パナホーム・・・P
・ミサワホーム・・・M
・トヨタホーム・・・T
・旭化成ヘーベル・・・A
・ダイワハウス・・・D
・セキスイハイム・・・S
としよう。
(みごとに頭文字がわかれましたね(笑)
このうち、構造的、及び打ち合わせの内容から、すでに見合わせることを決めたのが
A社である。(当初、わたしたちはこのA社に一番期待していた。)
しかし、
・大開口を必要としたり
・壁材ALCの性能対コスト
を勉強し、比較するうちにこれよりもパフォーマンスのよい、
わたしたちの思う家づくりに近い素材があるようだ、ということがわかってきた。
さらに、営業マンの対応がよくなかったことも、再検討を依頼する気持ちにならなかった
理由のひとつであった。決してものすごく非礼な対応があった訳ではないが、
とにかく反応が悪いのだ。レスポンスがない。途中報告もない。
べつにわたしたちは大上段に構えるわけでも、なんでもないのだけれど。。。
むしろ住宅メーカをプロとして尊重しつつ、施主としてコミュニケーションをとり
家作りをしたかったのである。。。
しかし、問いかけても、回答がない。
先が心配になったのは言うまでもない。
少なくとも、自分たちの考え方とはしっくりこない担当だったといえると思う。
住宅展示場に「いい家を探しにいく」のもあるけれど、
よく言うように「(相性の)いい営業さんとの出会いを探しにいく」のは本当に大事なことだ。
しかし、ビジネスの常識で考えてみれば、相手に反応する、レスポンスするということは、
「人と人のつきあい」とかそういう上等な文句以前の、「名前を呼ばれて返事をする」
レベルの基本のコミュニケーションだと、わたしは思うんですが。。。
たとえば、工業製品で仮に不良率が0.1%だったとして(これでは歩留まり悪いけれど)、
1000人に一人が不良品を手にしたとする。
ラインワーカーからすれば、それは一日の生産量のうちのたった一つかもしれない。
でも、カスタマーからすればそれはどうか?自分が買うのは1つだ。
その1つが不良品だったら?
そのカスタマーにとってそのメーカの製品の不良率は100%ということになる。
住宅メーカも同様なように思う。
担当者は多くの案件をかかえているかもしれない。
でも、わたしたちはたった一つの家をたてる。
その家の対応に不安があったら?
あの担当者はいつもあんな仕事をしているのか?
あの会社の教育はその程度のもの?
企業風土はどうなんだ?
営業担当の一言、一対応、その資質が、特に短期間のつきあいのうちは
会社そのものの評価につながってしまう。
そういう意味で営業の資質というのは、会社にとって本当に大切ですね。
会社の「人」の部分の代表だと思います。
自分自身身につまされることハナシですね。
言葉での美辞麗句より、細かい対応で行動で表したいものです。
な~んか、説教くさくなっちゃった!
こんなこと書きましたけど、今回の住宅メーカめぐりでは、逆にネ、見習いたくなるような
営業さんにも会ってるんです。
開発技術出身の一級建築士の資格ももつ営業さんですが、この人、メールオタクか!?
というほどの、すごいレスポンス(笑)。
そして、こちらがアクションするまで、決して「売ろう」としません。
少なくとも、ここの営業さんは比較的われわれの感覚にFitしたようです。。。
大手ハウスメーカーでのチョットした憂鬱
この記事は約3分で読めます。
コメント
なんかわかります。私たちは中古のマンションを購入しましたが・・やっぱり信頼できそうや!!って思える営業さんと出会えたのも購入の決め手になったと思います。他の不動産会社の営業さんは、なんでも大丈夫です!!って返事だけだったり。マンションを探してるって言ってるのに、戸建の案内ばっかり送って来たりと。。トンチンカン[E:shock]人生で最大の買い物なので、買う方の気持ちをもっと思いやってくれてもいいんじゃないかな~って思いました。
黒豆母ちゃんは中古のマンションを買われたんですね~!それって、ホント一つの選択だとつくづく思う今日この頃です。うちの両親も将来近くに住みたいと言っていますが、そうなったら躯体のしっかりしたマンションを選んで(黒豆母ちゃんの家のように綺麗なところじゃなくて 築年数古めので・・・^^;)中身をリノベーションするのがいいかなぁ、、、と思っています。ちなみに中国では、新築物件でも内装はナシ!まったくのスケルトン渡しなんです。新築でも内装は自分で手配してやるんですよ!だからマンションでも1室、1室がぜんぜん中身が違うので~す。おもしろいですよね~。
震災の翌年に建った築10年のマンションを買いました。その当時は高級マンションだったらしくて、お値段もソコソコしてたみたいです。それでも築10年・・・・値段も当時の半額以下(あたりまえやん)たまにエレベータで会う11階のおばちゃん、私が最近引っ越してきたとわかると「良かったわね~、安くで買えて」「このマンションこの辺では一番高級なんですよっ!!」ってむっちゃ意地悪な顔で言われてしまいました(-_-;)「マンションは高級かもしれないですけど、住んでる人はお下品ですねっっっ」って言い返せなかった自分にムチャクチャ腹が立ってます!もっと高級でオシャレなマンション、何ぼでも建ってんでー、おばちゃん!!ムカつくおばちゃん以外は、今の家はとっても気に入ってます。壁が厚いみたいで・・暖房をつけなくても暖かいのが嬉しいです。