三鷹天命反転住宅がHO(ホームオフィス)に[職住一体を考える・1]

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荒川修作氏×マドリン・ギンズ氏による『三鷹天命反転住宅』がオープンしたのは、
昨年だったか今年に入ってからだったか・・・同じ三鷹に拠点を置くものとして、
地元が建築の話題でもりあがるのは、なんであれ大いに嬉しくおもった覚えがある。

その「天命反転住宅」が、このたび三鷹市がやっているSOHO事業支援に参加し、
職住一体型のホームオフィスとして、事業向けに貸し出すことを発表したそうだ。

建築的な部分はさておき、当初からこの建物が一般のお宅としてはどれだけ
歓迎を受けるかな?というのと、そのロケーションでこの値段か・・・という疑問を、
多少なりとも感じていた。

それだけに、ここでオフィスとして貸し出し活用するという方向に動いてくれたのは、
うれしいし、すばらしいとおもう。特に私も含め、クリエイター向きか?ともおもった。

ただ、駅からバスで10分以上というのも、来客を考えるとオフィスとしてはきついな~。
そして、貧乏クリエイターには、22万円/月は払えそうもない金額ですじゃ・・・。

有望なクリエイターを審査入居させ、年間の売上(利益じゃないよ)の2割位をを家賃
として納めるいうのはどうでしょう(笑・・・経費のかかる職種にはムリか・・・)。

一方、吉祥寺の中道通りから少し入った場所には、豊島区南長崎にあった「トキワ荘」
(手塚治虫氏をはじめ、藤子不二夫氏など、数々の創作者を輩出したアパート)ならぬ
「弥生荘」という洋館がある。

戦前の竣工当初からモダンな建物として、周囲の注目を集め、芸術家も多くすんだという。
(昔は太宰治も、ここに文友を訪ねてよくきていたとか)

今では「レトロな洋館」として、歳を重ねた姿が歓迎されている。
今でも芸術家・クリエイターが好んで住んでおり、なんといまだに現役の建物。
そしてなによりうれしい!家賃は32000円くらいとか!!^^

どちらを選ぶかというハナシはナンセンス。
こんな二つの対照的な職住一体型オフィスが存在するこの武蔵野地区が好きである。
ぽち的な・・・

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