空港で会った途端に、
「りょーこー、おそい~~~。飛行機は、早くつきましたよぅ~。なんで~~?」
「あー、ゴメン。なんか荷物がどこだかわかんなくってさー……」
・・・って、え!? ぜんぶ日本語じゃん。
またうまくなってる。
十年前からまったく会っていないとはいっても、その間、けっこう電話や
チャットで話をしていたので、
Jumyung(ジュミョン)のもっている
日本語の単語量がどんどん増えているのは感じていた。
それにしても!
ワタシが着ているオーバーオールのおなかがゴムなのを見咎め、
「ゴムはダメですよぅ~」
「いや、うん、近いうちにまたダイエット始めるよ、、、」と適当に返事したら、
「りょーちゃん、人生は短いですから~。
わたしたちは、もう、人生の半分ですよぅ~!」
“人生の半分っ!”
妙に説得力があるじゃありませんか……
その後も「散発的」に「異様に流暢」
もしくは「真理を突いた」日本語が飛び出すので、おどろかされる。
「結婚してもしなくても!
どちらでも、人間は死ぬまでは
生きていなくてはいけないんだから」
す、すげぇ…すげぇよ。ジュミョン。
そ
の通りだよ、、、
そ
うかとおもえば、「っていうかぁ~」と話し始めたり、語尾に「…とか、ね」と
つけてみたり、ものすごーく自然な口語的日本語がつるつるでてくる。
ど
う説明したらいいのか、ワタシにはうまく表現できないんだけども、
このじゅみょん的日本語、すんごく個性的。しかも、うつるのだ。
ちょっ
とカタコトなんだけど、言う事はストレートというその話し方に
ワタシはすっかり染まっちゃって、滞在期間中ジュミョンと話すときは、
いつ
の間にか同じようにカタコトの日本語になってしゃべっていた。
(まるで、関東人が大阪にいってみたら、大阪弁キョーレツでなんとなく
雰
囲気に染まっちゃって、慣れない変な関西弁しゃべるみたいな)
どうやらワタシはジュミョンの「真理を語るカタコト日本語」の
強烈
な個性に染められたらしい。(なんかしゃべっててキモチイイのだ)
帰国後も、チャットしていたら、
何の話の流れだったか忘れたけ
ど……突然、
「わたしたち、もう若くはないですよね」
画面に現れたその文
字に、一瞬止まって、その後思わず吹き出した
い
やー、ほんと。もう涙がでる。
笑い涙。
愛すべきジュミョン。
そんなジュミョンは日本のTVドラマを見まくって、
こ
の日本語を身につけたのだという。
……ということは、、、今韓流時代劇を見まくってるワタシは、
数年後、いや、近い将来?「恐悦
至極に存じ奉りまするぅ~」みたいな、
奇妙な韓国語ばかりをつるつるしゃべる日本人になるんだろうか!?
あいやー、どうなること
やら(笑)。
次に会う時がお互いまた楽しみなのだ。
コメント
わー、朱銘、日本語さらに磨きがかかってるんだねぇ!すごーい!!
それにしても。
『結婚してもしなくても・・・』の一節はかなり深いですね。なんか、私の心にもずっしり来ました(笑)
りょうこ!
なぜ私の名前は本名ですか?
私すごく恥ずかしいんだも
10月私があなたの為に用意する事は無いですか?
もしなにかあったら教えてね
じあ、9月に会いましょう
★茶林香店長サマ
いや~、深いよ~じゅーみんの言葉は!!
あ、じゅーみん、朱じゃなくて「珠」が正解でした。
ワタシまで間違えてゴメン…m(..)m
★Jumyungちゃん
本名ダメ~?じゃ、新しい名前考えましょう…ってもう遅いか!ごめんよ。
本のときは、よく相談しましょう。
10月にまた会えるのすごく楽しみ。嬉しいです。
それまでに韓国語、少しはできるように準備します!
今回のソウル旅でJumyungと一緒に回りたいところがいくつかあります。
場所についてはアドバイスもほしいです。
それはあとでメールするね。
あとでメッセしましょう。
まあ、、、べつに本名でもいいけど
ただすごく恥ずかしいて、、、
まあいまさら無駄だようね
気にしないでよう
茶林香店長サマ~
久しぶり お店はどう?
私もお店に行きたいですよ
★Jumyung
ワタシの名前も考えてほしいですよぅ。
高木良子だから「高良姫」?(笑)