今回のソウル滞在の重要なキーパーソン「Jumyung(ジュミョン)」については
以前に記事にも書いたとおりで、彼女とワタシの共通言語は中国語と日本語だ。
基本的に日本語の9割は「のだめカンタービレ」を繰り返し見て学習した彼女だが
ワタシの滞在日程が進むにつれて、さらに日々その実力は増していった。
そのうち日本語で伝わらないところは中国語で補足する、とような感じになって
「いや~、じゅみょん、日本語うまくなったねぇ!」なんて言っていたところ……
あるとき、彼女が電話で誰かとしゃべっているのを目撃してしまった。
ウソ…ジョミョンが…
韓国語…しゃべってるよ…
いや、そりゃ確かにそうなんだけど!!!
韓国で生まれた、韓国で育った、韓国に住んでる、韓国人なんだからサ。
でもさーーーーーーーっ、出会ってから10数年。
中国ではほとんど中国語しかしゃべらなかった。
韓国でも一緒に食事したりするひとたちは、中国語か日本語を話すひとたち
だったので、その中でジュミョンが韓国語を話すのを聞くのは一言、二言だった。
通訳してもらう時も、自分が話した内容だからか違和感は感じていなかった。
それが!
よどみなく流麗に、まったくわかんない内容の話を、ずーっと韓国語で!
ジュミョンがぺらぺらしゃべってる~~~!!!@@;ナニコレーーーー
思わずそのあと、心底感心して話しかけてしまった。
「じゅみょん…韓国語しゃべれたんだねぇ~、じょうずだねぇ~!」
「は? アナタわたしのこと何人と思ッテル?」
え、そりゃアナタのアイデンティティは韓国にあるってわかってるよ。
考え方も習慣も、根っこはここにあるって…でも……
「え、えっと…じゅみょん人…」
「ハァーーーーア!?」
そりゃー韓国人だとわかってたけどさ。
でも「韓国語をしゃべる人」だとは理解してなかったんだよ、ワタシの耳が!
「ははぁ、韓国人が韓国人としゃべるときは韓国語でしゃべるんだね…」
「アタリマエジャー!」
いやー、びっくりした。言語とその人自身って別物なんだね。
身近なところに突如韓国を感じた、後半戦だったのでした。。。
それにしても…
いつもありがとう、ワタシに分かる言葉でしゃべってくれて、じゅみょん。
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