昨日のニュースで、
「豪人ジャーナリスト、ベン・ヒルズ氏の著書「プリンセス・マサコ」
日本語版の刊行準備を進めていた講談社が、同書の出版中止を発表」
というのを見た。
その理由にも、この本自体にも興味はないが・・・。
気になるのは、3月(つまり来月!)出版だったこの本を翻訳した
翻訳者の現在の心情・・・!!!
おそらくマスコミも取り上げているしセンセーショナルな内容だろうから、
発行部数は万の単位で出て行くに違いない。
仮に著者に印税の半分が行ったとしても(いや、出版契約ですでに
契約金を払っているから印税という形ではないのか???)
翻訳者への印税はかなりのものになったはず・・・。
さらに、原著がでてから、日本語版の出版までの期間をかんがみても、
この本を日本語にした翻訳者に課せられた原稿アップまでの時間は
おそらく非常に厳しい短納期であったのではないかと推測できる。
それでも、必死で原稿を上げた!!
なんといっても本になるのだから!
そして売れることは確約されたようなものなのだから!!!
・・・しかし、出版はされない。
こういう場合の翻訳者の立場は非常に弱い。
おそらく翻訳料だけもらっておしまいだろう。
しかも、当初の翻訳料を払ってもらえればまだいいほう。
場合によっては、翻訳料棒引きなんてことも!!!
はーーーー、考えるだけで、可哀相。哀しくなってくるよぉ~。
実は、オイラ自身も今年初め似たようなことがありまして。
翻訳本ではなかったんですが、原稿を年末に必死にアップして、
2月に出版のはずだったんですが・・・。
版元の都合ということで、3月に延期…そして、最終的には出版中止に。
まぁ、そういうこともあるとは言え・・・気持ちは切り替えたけれども、
うにゃー、そんなわけで余計に他人事とは思えないのよねぇ…
『プリンセス・マサコ』翻訳本出版中止
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コメント
へーーっ。さすがに詳しいですね。ところでブログ中のオカッパキャラはいつも緑のシャツに紫のズボンというジュリパパのお母様も真っ青のセンスをしてますが、これは事実に基づいているとか…
★ジュリパパさん
緑のシャツに紫のズボン・・・が事実かどうかは秘密ですよー(^0^)。
うちにニャンズを見に来たときに確認してくださいませ・・・(笑)