ここ2ヶ月前くらいから、妙に頼んでもいないDM(ダイレクトメール)やチラシ・カタログが
やたらポストに入っている。。。しかもそのDMの差し出し主は、、、決まって
「外構屋さん」「造園屋さん」「カーテン屋さん」「家具屋さん」・・・と、
明らかに、近日中にうちが家を建てはじめることを知って、出してきているのである。
これは、どこからか漏れているに違いない・・・でも、どうせもう引っ越してしまうし、いいか。
などとは思っていたのだが、今朝とうとうこの業者のひとつから電話がかかってきた。
業者A:「先日のカタログは見ていただけたでしょうか?」
高木 :「えーと、どのカタログだったか・・・みたのもありますけど、
元々頼んだものじゃないので、そんなに熱心にみてませんよ。」
業者A:「近々外構の門扉や門柱などご入用でいらっしゃいませんか?」
高木 :「門扉は今さがしているところですが、自分で買いますので」
業者A:「ぜひうちの方でも見積もりを・・・」
高木 :「いや、たぶん指している門扉がちがう気が・・・とにかく必要ないです。
それより、うちにDMだしたり、この電話も、一体情報ソースはどこですか?」
業者A:「これはうちの営業のものが役所でですね、「建築計画概要書」を閲覧させて
いただきまして、ご連絡差し上げた次第です。」
高木 :「は・・・!?役所なんですかぁーーー。いやぁ、カタログはもういらないけど、
いい事ききました、ありがとう!さようなら!!!」
どういうことやねん!と、急いでその「建築計画概要書」なるものをネットで調べてみる。
ふむふむ・・・これか・・・
・・・フニャ?これ、うちも出したやン、建築確認申請のとき!!
ダー、これが閲覧されちゃうわけかねー!!
もちろん東京都も大量にリストを得るための閲覧は、禁止している。
でも、そんなことはどうにでもなる…複数の人数で手分けして書き写せばいいんだから。
なんだか、そういう抜け道って、どこかで見たことがある。。。
あ!そうだ。『ナニワ金融道』だ!
街金(サラ金屋)は、お金を貸す前に、担保に抵当がどれだけついているか、
役所で登記簿を閲覧すると書いてあったなぁ。
なんとなくそれに似ている。業界ではあたりまえなんだろう。
しかしなー
「個人情報保護法」!散々会社では気にしているのに、こうもあっさり住所と名前に
電話番号まで多数の会社に知られてしまう体験をすると、なんだか納得いかないよなー。
確かに情報の開示は必要だし、それによってこういう事態が発生するのも仕方ないとは
頭では理解するけど、どうにも一方的なやりくちで、気分のよいものではない。
送り先の許可なくDMを発送する場合は、葉書にも「※未承諾広告」といれたらどうだろう。
そうすれば、受け取りの選択余地ができるのに。
正直言って、ゴミ袋が有料の地域なんかでは、まさに「スパム」じゃないか!?
もうひとつ、個人情報で思い出したことがある。
よくホームページやブログなんかでもある「アクセスログ」。
これは厳密には個人情報には属さないのだろうか。
たぶん、個人の特定まではできないから、個人情報にはならないとおもうのだが、
わたしの運営している中国関連のHPアクセスログをみると、ダーーーーーと見に来て
くださっている方の会社のドメインが並んでいたりする。(つまり会社からのアクセス)
こ、これって・・・個人までは特定されてないにせよ、かなり近いよね・・・。
(ちなみにこのブログではそこまで見れませんので、ご心配なく。笑・^^;)
以前に大手損保会社のネットワーク管理をやっていたKさんに
「これってどうなの?」と聞いたことがあったが、
「ま・・・現状では、管理者権限だよね。」・・・とのこと。
うーむ、うーむ。管理者の倫理が問われるってことなのねーーー。
気をつけよう~~~、管理する側も、もちろんされる側としても。。。
今日は住宅にまつわる個人情報漏洩に気をつけろ!の巻でした。
(題名とかわってるぞ・・・)
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