ニャンコのなぐさめ(危うく救急車編)

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このところ、Oちゃん出張で、一人暮らし生活が続いているため、
つい宵っ張りな生活をしており、今朝も8:30と少し遅めの起床だった。
(いつもならば、8:00の小倉さんとの挨拶は欠かさないのだが・・・。)
んあー。と起きてきて、いつものようにパソコンを起ちあげ、
その足で朝の紅茶を淹れに行こうとした瞬間・・・
・・・ハラが痛い・・・!

これはどの程度の痛みか!?
大腸がぎゅうぅぅっとしぼられるような!?
ぎゅぅぅぅっというと牛だと疝痛か・・・
などと脈絡のないことが頭の中を駆け巡る中、急いでトイレに急行。
座り込みをはじめて、約5分・・・。
これは・・・わかったぞ・・・ヤツだ……大腸のヤツの反逆だ。
その痛みの程度たるや・・・もう「確実にテロ級」。
毎年一度、かならずヤツはやってくる。
そのたびに、わたしは救急車を呼びそう・・・!!になる。
現にそれで呼んだことも、もはや2、3回ではない。
しかし、この数年は呼んでいなかった。
なぜなら、夫であるOちゃんが救急車を呼ばなかったからである。

「ぎゅうぎゅうじゃーーを゛~よんでぐだざいぃぃぃぃーーーー
 よんでぐだざいーーーーおねがいでじがらぁぁぁーーー」

普通こんな人がいたら、だれでも119番回してしまうだろう。
しかし、Oちゃんは心得ていた。
「去年救急車のったときも、このあいだ車で救急病院行ったときも、
 バ、バ、バァーーーッとなったらすぐよくなったよね。
 その後、ビオフェルミンだけもらって、帰ってきたよね。
 大丈夫、死にゃーせん。さぁ、このあったかい白湯でも飲んで。」

そうなのだ。
これは、急性腸炎と名前はつけてもらったものの、
現象は・・・結局ただの●●ヅマリなのだ。
冷や汗びっしょりになりながら、そんなことを考えつつ、
今日はひたすら、バ、バ、バ、の峠が過ぎるのを待つことにした。
なんてったって、今までは賃貸に住んでいたからいいものの、
今は持ち家である。なるべくならご近所を騒がせたくないではないかっ。
しかし辛い!!!
もう座ってもいられない。
床に臥せってみる。
なさけないカッコウだが、そんなことはもうどうでもいい!
ひたすら(ヤマを超えろ~、ヤマを超えろ~…)呪文のように唱える。
しかし、そこへ。今まさに戦っている最中のソコへっ!!!
・・・第2の伏兵達が。

猫達よ・・・。
ああ、どうしてそんな風にしてわたしをいたわってくれるんだい?
も~り~は、今まさに激戦の最前線である下腹部に
ちょうど響く腰の上にのぼり、
ふみふみ・・・ふみふみ・・・前足で盛んに踏みつけてくる。
(猫は気持ちがいいと、母猫の乳を思い出しフミフミ行動をするのです)
そ、そこから乳は出ん!ちゃうモンが出てまうんやぁーーー!!!!!
しゃおは、冷や汗でじっとりとしたおでこを・・・
ぞりぞり、ぞりぞり・・・舐めてくる。
ああっ!あああああ!!!!!

・・・きっと、いつもと様子の違う飼い主をみて、
彼らなりに、落ち着かせようとしてくれたのでしょう。
しかしっ、もう手足が冷たくなってしびれてきた!!!
「すまないが、少し独りにしておいてくれ・・・はぁはぁ・・・」
そう猫達に頼み、なんとかネコドアから出て行ってもらった。。。
また戦うこと10分・・・なぜか紀香さんと陣内くんの結婚ニュースが
頭の中を駆け巡る。ど、どうでもいいっちゅーねんっ!!!!!
しかし、それからしばらくすると、いくらかマシになってきた・・・。
ふぅ・・・ひと段落・・・そう思った途端・・・
これが一番悲しかった。
さっきまであんなに苦しんでいたのに、
(…うーむ…これは執筆ネタになるなぁ~、
しかも特上の・・・♪)

もう。。。そんなことを考えている、卑しい。。。おいら。。。
そしてまた激痛のヤマが・・・!!
「あぁっ!もうそんなこと考えませんっ!!!ごめんなさい~
 この腹痛がよくなれば、もう何もいりませんからぁぁぁ~・・・」
* * *
(ん・・・?やっぱ書き出しは、こう行きますかなぁ~・・・)
「うぐっ!いででででで」・・・の繰り返し。
* * *
経験上・・・ツラければツライほど・・・
後になってみるとその滑稽さは増すことを知ってしまっている。
(もちろん重病でない、場合に限るが)
・・・そうして、こうやってまた打ち合わせへ向かう車中だというのに、
わざわざ書きつらねてしまった。
でもっ!!
ほ、ほんとうに、もうっツラかったんだよ!!!!!?

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